小学館、東京藝術大学と包括連携協定を締結

文=新文化編集部

10月19日、「アートと教育の力によって共生社会の実現を目指す」ことを目的に締結した。子どもから高齢者までを対象としたアート教育事業、S-PACE(小学館メタバース)におけるアートと教育の共同開発事業、S-PACEにおける東京藝大アート作品の展示販売、アートスクールの運営、同大の教育研究リソースを活用した出版事業、ギャラリー・藝大アートプラザ(東京・台東区)による学生の活動サポートなどを検討しているという。

東京藝大は現在、超高齢化社会を予期した「『共生社会』をつくるアートコミュニケーション共創拠点」開発研究を実施。小学館と東京藝大が、この社会課題の解決に取り組む。

両者は2018年、藝大アートプラザに係る共同事業契約を締結。これまで、同施設の運営や教職員、学生、卒業生が創作した作品の展示販売、商材の共同開発などを行ってきた。

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