10月15日(日)
「炎のストライカー日誌その1」
本日は、自分自身のサッカー日。久しぶりの試合と言うこともあり、朝から気合いが入る。昨夜見た日本代表の試合も頭に残っていて、小学生並の思考回路で、今日はタカハラ杉江で頑張ろうと心に誓う。
今日の試合は、中学校の先輩のチームに急遽参加することになっていて、チーム名はコパカパーナFC。選手の平均年齢は若干高めの34歳。運動量は非常に乏しいが、テクニックのあるチームと言っておこう…。まあ、簡単な話、サッカー好きの集まりで、勝負はどうでもいいというチーム。 国立西が丘サッカー場のサブグランドで試合は始まった。キャプテンからは右のハーフと指示されたが、そんなことは聞いていられない。とにかく僕は点が入れたい。サッカーをやるからには、点を入れる。それしか頭にないバカサッカーを長年続けてきたのだから仕方ない。ホイッスルとともに前線へ飛び出し、シュートチャンスを狙うことしか考えていなかった。
相手チームはかなり真剣にサッカーをやっているチームらしく、運動量も豊富、技術も上、あっという間に2点を取られ苦しい状態に追い込まれる。僕はというと、開始早々、どフリーでボールを受けるが、最悪のバカシュートでゴールを外してしまった。結局この日は、このプレーがあとを引きずり、絶対決めなければならないチャンスを5回も外す最悪の出来。ああ、最低。
後半、相手チームのディフェンダーに、いわゆるバーコードハゲのおじさんが出場。年の頃で50過ぎではないだろうか。このおじさんは、うまいわけでもなく、味方の若造に再三怒られていたが、ヨタヨタと走りながらも必死にボールに食らいつき、一生懸命プレーしている。ヘタクソでも体力が落ちてもとにかくサッカーが好きというのがひと目でわかる中年プレーヤー。僕との勝負でも簡単には抜かせてくれず、息を切らせながらも身体を寄せて付いてくる。まあ、僕もかなり下手クソなんだけど。
試合の結果は3対5の完敗。
試合終了後、すぐさま僕はこのおじさんに握手を求めた。絶対こういうオヤジになってやると思ったからだ。