WEB本の雑誌

10月17日(火)

 午前中は溜まっていた苦手なデスクワーク。
 月報をあげて、それぞれ前年比を出して、ひとりため息をつく。チビ会社、ひとり営業マンのため、会議も打ち合わせも何もない。名づけて「営業部自問自答会議」を繰り返す。

 午後から、ブックファースト渋谷店へフェア分の返品を引き取りに行く。助っ人の内藤さんと「海を見にいく号」で出動。「海を見にいく号」とは、本の雑誌社で所有している車(バン)の愛称だ。かつてうちから出版した椎名誠著『海を見にいく』がバカ売れし、その売上で購入した伝説の車である。かれこれ10年以上に渡って納品や返品で使用してきているので、ボディーのあちらこちらがキズだらけになっている。しかし、そのキズのひとつひとつが、歴代助っ人さん達の思い出のひとつになっている。
 そんな「海を見にいく号」も来年限りで廃車に…。淋しいけれど、また、一発当てて車を買おう。でも、変なタイトルの本だと困る。「ネコのために遺言を書く号」なんていうのじゃ、縁起が悪いし、「昼寝主義号」なんて言うのだとそのままカプセルホテルに直行してしまいそうだ。

 渋谷で返品を引き取り、内藤さんと別れ、僕は地方小出版流通センターへ。Kさんと打ち合わせし、情報交換。何だか、いろんな会社の不況話を聞き、背筋が凍る。まだまだ続く出版不況。出口はあるのか…。