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11月12日(日)

 『炎のサッカー日誌その7』

 3試合。
 あと、3試合ですべてが決まる。

 J2も始まる前は40試合の長丁場と感じていたが、ここまで来ると何だか短かったような気もする。結局、我が浦和レッズは今年も最終戦まで楽しませてくれる最高のエンターテナーぶりを発揮する。いったいサポーターとして喜んでいいのか、悲しんだ方がいいのかよくわからない。とりあえず年間チケットがまったく無駄にならないことだけは確か。とにかくJ1昇格を祈り、声を張り上げるしかない。

 今日は気合いを入れて、午前中から自由席の席取りに並ぶため早く家を出る。席取りといっても、椅子が確保できるわけではなく、開場1時間前、ということは試合開始4時間前に並んでも、立ち見のゾーンになることが多い。レッズのホームスタジアム、駒場競技場は自由席の3分の2近くが立ち見席になっている。しかし、開場後にかけつけても、その立ち見ゾーンすら確保できないこともある。あとは通路観戦だけ。しかり見たいならば。とにかく並ばないことにはどうにもならない。

 僕としては、最近は出来る限り座ってサッカーを見たいという軟弱サポーターになりつつある。でも椅子を取るためには相当早く並ばないと確保できない。ああ、昔はあんなに頑張っていたのに、情けない限りだ。
 とにかく今日は気合いの入る試合。やっぱりお客さんの出足も鋭く、ずらりとサブグランドに並んでいる。どうにか椅子を確保するため僕もその列に加わる。

  寒い。とにかく寒い。これ、気温の話だけでなく、試合内容も寒い。かなり寒いのだ。対戦相手は湘南で、昨年まで両チームがJ1にいたということが信じられないくらい、どうにもならない展開。我が浦和レッズも、きっと一生懸命やってはいるのだろうが、疲れているのか、それとも組織がないのか、各自バラバラなことをやっている。この1年で一段と弱くなった気がしないでもない。ああ、最悪。

 結局、延長戦にもつれ込み、「こういうときはいつもレッズが負ける展開なんだよな、いいさ、いいさ、こんなヘボサッカーしかできないなら、例えJ1に上がれたとしても、すぐ落ちてくるのが目に見えているんだ。だからもうどうでもいいんだ。」とやたらネガティブに考えていたところ、鹿島から地元浦和のために戻ってきてくれた阿部ちゃんのVゴール!!!やっぱり阿部ちゃんはうまい。レッズ出身じゃないとうまい…。
 とにかく勝った。今の浦和レッズには勝つしかないんだ。もう泣きながら「WE ARE REDS」なんて叫びたくない。どうせ泣くなら、喜んで大泣きしたい。あと2試合、さあ、いくぞ!J1へ。

 最後に。
 高校時代から大好きだった湘南の前園は後半途中から出場。かなり身体のキレが戻ってきたようで、あの日本人離れした独特のドリブルが何度か見られた。おまけに無様に倒れることもなく、守備のために必死に走る姿も。来年はきっとやってくれると思う。前園復活の日は近い。乞うご期待。