11月13日(月)
朝から、『総天然色の夢』の事前注文分の短冊を持って、取次店さんを廻る。御茶ノ水のN社、飯田橋のT社と顔を出し、最後は飯田橋の地方小出版流通センターという、いつものコース。取次店廻りは、月に1度程度なので、ある種、気分転換になる。担当者の方と話す内容も、書店さんと少し変わっていて、角度を変えた情報収集の場。
さて、地方小さんに顔を出し、担当のKさんと会うと、開口一番
「杉江さん、17日に名古屋に行かない?」と言われる。
いきなりのことなので何のことだからわからず、聞き返すと
「名古屋のM書店で地方小出版フェアがあるんだけどね、挨拶と納品を兼ねてオレがいくんだ。それで、杉江さんも地方に行ったことがないだろうから一緒にいったらどうかな、と思って。」とのこと。
確かにその通りで、ちょうど良い話のような気がするけど、いきなり今週末だし、確かその日はひと足早い忘年会の予定があった。返答に困りつつ、めずらしく優柔不断な対応をしていたら、なんとKさん、車で行くという。それも日帰り。「宿泊費なんて出るわけないじゃん!」
うーん、困った、行きたいけどなあ…。
会社に戻ると、見知らぬ顔の女の子が、助っ人のテーブルに座っていた。はて、誰だろう?と思っていたら、そうか今日から新しい助っ人さんが入って来ているのか。そうかそうか。そういうわけで、今日は助っ人のテンションが妙に高いのか。横溝君なんていつもとまったく違う顔で仕事をしている。
本の雑誌助っ人用語では、新しい代の助っ人を「新人さん」という。そして、それ以前からバイトしている助っ人を「旧人さん」と呼んで区別をしている。わかりやすいけど、「旧人」って何なんだ?原始人とか野人とかの仲間か?
まあ、そんなことはともかく「新人さん」に自己紹介と挨拶。まだまだ新人さんも緊張してかわいい声で「ハイ、頑張ります。」なんて言っているけれど、これが3カ月も経つと平気な顔して「杉江さんってバカですねえ」とか「完全におっさんですよ」なんてことを言い出すんだ。わかっているんだ。初出勤のビデオでも撮っておいてやろうかと思ったが、まあいいや。