WEB本の雑誌

12月8日(金)

 午後から取次店K社と地方小出版流通センターを廻る。今までK社に用事があるときは、後楽園にあった営業所を訪れていたのだが、なんと電話で確認したところ閉鎖したとのことでビックリ。あわてて、本社のある志村坂上へ移動。スモッグに包まれた国道沿いを歩き、鼻の中が真っ黒に。石原都知事のディーゼルエンジン規制に思わず賛成したくなる。

 夜は、3年前に辞めた会社の先輩の忘年会に参加。

 元同僚や元先輩、あるいは元上司に囲まれ何となく不思議な感じ。まあ、辞めた会社とはいえ、いまだにことあるごとに飲み会に呼ばれているため、それほど抵抗もない。

 問題なのは、「杉江がいなくなって会社が面白くなくてさ。」とは言われるものの「杉江がいなくなって、仕事が大変になったよ。」とは一度も言われないこと。それよりもひどいのは、営業事務のKさんに「杉江くんがいなくなったら物がなくならなくなったのよ。」の一言。僕はドロボーか?

 帰りの電車のなかで、尊敬しているY先輩に、ここ最近の仕事の悩みを相談する。

 話を聞き終えたY先輩は
「みんな一緒だよ。自分が思っているより、会社はどんどんいろんなことを要求してくるんだよ。それを失敗しながらでも乗り越えていかないとさ。オレだって、自信があるわけじゃないんだよ。もうハッタリもいいとこ。でもハッタリでもいいから、一生懸命やらなきゃダメだよ。一生懸命考えて、仕事をしていけば、ちょっとずつでも進歩していくって。辞めた人間って言っても、杉江が頑張っているの、みんな見てるんだよ。みんなそれに負けないように…って思いながら、オレ達はこの会社を辞めないで頑張ってるんだよ。」と言われる。

 励まされた夜だった。