WEB本の雑誌

1月6日(火)

 年の初めなので、筆ペンを取り出し、コストカット用裏紙に今年の目標を書く。

1 浦和レッズ 1STステージ優勝
2 浦和レッズ 2NDステージ優勝
3 浦和レッズ ナビスコカップ連覇

 あっという間に書き上げ、机に貼りだしたが、社内からは四方のコンクリートより冷たい視線が向けられる。おまけに浜本には「俺の今年の目標は、杉江をしっかり働かせるってことだ」なんて言われてしまう。ううう…。

 ならば…と気を取り直して、仕事の目標を立てよう。

1 とにかく廻る いっぱい廻る トコトン廻る
2 どんなに呆れられても企画を出す(もちろん浦和レッズ本含む)
3 日記の更新を毎日する

 1に関しては、正直30歳を過ぎてから気力と体力、特に気力の衰えを実感しており、かつてだったらもう1軒、2軒廻れたところが「まあ、いいか…」とあきらめてしまうようになってしまった。

 しかし営業の基本というか、仕事はとにかく売場を廻ることだと僕は考えているので、ここは再び気持ちを奮い立たせ、今まで廻れなかった書店さんにも顔を出したい。そして、もっともっと多くの書店員さんの話を聞きたいという想いをしっかり持ち続けること。

 2は、やはり出版社にいるからには、何か本を作りたい。独りよがりにならず、しっかり読者のいる本、すなわちそれだけ売れる本を企画したい。しかし編集という本来の作業は僕にはとても出来ないので、金子と二人三脚でやっていければ…と思ったが、金子が非常に嫌そうな顔をしているのが気にかかる。

 3 ……。

 果たして年の終わりに、どういうことになっているのか。結局それは毎日の積み重ねってことなんだろうけど、それが簡単に出来れば苦労しない。トホホホ。

 そんな悲しみに落ち込んでいると、深夜+1の浅沼さんから電話が入り、D出版社のグッチーと3人で新年会。狂ったように焼き肉を食い、生ビールをドボドボ流し込みバカ話。いいんだ、俺はこんな人生で…。