WEB本の雑誌

2月25日(水)

 昨日『本屋大賞』の取材をNHKから受け、会社にカメラが入った。

 何があっても平常心の編集の松村や金子もさすがにテレビカメラを向けられれば、興奮あるいは緊張するだろうと楽しみにしていたのだが、まったく意識せずに仕事を続けていた。松村にいたっては、いつもの調子でセロテープを力一杯ひっぱり、「ガビビビビ」と強烈な音を炸裂させ、まったく動じた様子もなく、そのまま仕事をしているではないか。結局、興奮したのは事務の浜田で、緊張したのは僕だった。

 社内の風景を撮られ、パソコン画面を撮られ、最後は本屋大賞実行委員代表の浜本のインタビューを収録。いったい何をしゃべるのか、社員および助っ人一同固唾を飲んで見守る。浜本は、かなり緊張した様子でじっとカメラを見つめていた。

 記者の方が
「では、まず本屋大賞創設の理由は?」とインタビューを開始した。

 すると微妙な間が生まれ、浜本はじっと何かを考える。
 どうする浜本? 何を言う浜本?
 いきなり愛する息子と娘の名前を連呼して、Vサインでもするんじゃないか。

 収録の模様は、本日のNHKニュース10のなかで放送される予定だそうだ。

 浜本の答えは、その中で放送されるであろう。全部カットだったりしたら、それはそれで面白いのだが…。