WEB本の雑誌

4月13日(火)

 搬入と発表を終え、いくらか落ち着くかと思っていたけれど、今度は新聞社や雑誌社から問い合わせが飛び込み出し、その対応でとても外に出られなくなってしまった。昨日も一日中社内にいて、大嫌いな会社に二日もいるのはまさに地獄になるので、すすすっと逃げ出そうかと思ったが、事務の浜田に「どこ行くんですか! これだけ本屋大賞の電話が多いのに!」と首根っこを捕まれ、社内に連れ戻されてしまった。

 なんかここ数日自分ばかり大変なような日記を書いてしまっていたことを反省する。

 実は一切名前が表に出ることのないWEB本の雑誌のスタッフは、僕どころでない大忙しなのだ。

 発表HPの製作はもちろん、発表会の進行や展示物や印刷物、あるいは備品の手配などなど。おまけに何を考えたのか発表会と同日にオープンするHPの新コーナーの用意と、阿修羅マンでも足りないほどの状況だ。しかもWEB本の雑誌のスタッフといっても、このHP製作だけの仕事をしているわけでなく、他にもたくさんの仕事を抱えているのである。頭が下がる。

 いやはや、結局このHP全体にいえることなのだが、こういうものは表に出ている人間以上に裏方が大変で、しかもHPなんて大して儲かるものでもない。僕が、この日記をしつこく書き続けているのは、その人達へのせめてもの償いの想いが強い。

 なかなか感謝することがないけれど、運営・製作の皆様、すでに4年以上経っておりますが、ありがとうございます。皆様がいなければ、翌日のこのHPは閉鎖することになるでしょう。ほんとにほんとに感謝です。