5月11日(火)
大手町、銀座と営業に向かうが、なかなか担当者の方にお会いできない。ノーアポで仕事をする効率の悪さはわかっているのだ、大手出版社のように月間の新刊が何十点もあって、それらの部数を一気に決めるということがあるわけでなく、わざわざアポイントを取るのも書店さんに申し訳ない気もする。というかアポを取る電話で仕事が終わってしまう可能性もある。うーん、難しい。
『本屋大賞2004』の売れ行きを確認していると、昨日の横浜同様、大賞受賞作である『博士の愛した数式』小川洋子著(新潮社)が、品切れになっている書店さんが多い。嬉しいやら悲しいやら。書店員さん達も「せっかく売りたくても物がないんじゃねぇ」とあきらめ顔だ。うーん…。最近は唸ってばかり。
それにしてもとある書店さんで「本屋大賞ありがとうだよね。もしこれがなかったら4月、5月の文芸書の売り上げ、恐ろしかったよ。受賞作だけでなく、廻りの本も売れ出したし、ほんとありがとう」と言われた時は、涙がこぼれ落ちそうになってしまった。
ああ、早く来年にならないかなぁなんて、のど元過ぎればなんとやらなことを考えてしまっている。