WEB本の雑誌

7月2日(金)

昨日の横浜といい、本日の立川といい、街中はバーゲンですごい人混みだ。いったいぜんたいこの鼻息を荒くした女性のすべてが、平日の日中に好き勝手に時間がとれる人なんだろうか? 女性というのはもしかして、僕がサッカーのために会社を休むように、バーゲンのために会社を休んだりするもんなんだろうか?

 いやはやとにかくこの様子を眺めていると不況なんて大嘘としか思えない。ショップによっては外まで行列ができているほどで、レジも長蛇の列。しかし、それも書店さんに着くまでの話。バーゲンとは無縁の本や雑誌の売り場は、いつもとそれほど変わらぬ人混みで、誰も本の奪い合いなんてしていない。あまりの違いに少し寂しくなる。出版業界もなにかできないか…。

 本日一番ビックリしたのは吉祥寺のパルコ。ここには元々パルコBC(現・リブロ)が、書店として入っているビルなのだが、いつの間にかヴィレッジ・ヴァンガードがオープンしているではないか。同じテナントビルに2軒の書店が同居するなんて…。まあ、ヴィレッジ・ヴァンガードはセレクト系の書店さんだから、まるまるバッティングするわけではないだろうが、こんなことが今後は増えていくのだろうか?

 またもうひとつ気になったのは、書店員さんにやたらと渡すようになって来ている新刊のゲラのこと。もちろん新刊(ゲラ)を読んだ上で、発注数や販売展開を考えるのはとても良いことだろ思うのが、いくつかの出版社はゲラを読んで感想を送った書店さんに対して、初回の指定注文がつくようにしているらしい。そうなるとさすがに「つまらない」という感想を送るわけにもいかず、それなりのコメントを書くようになってしまうこともあるだろう。

 そのようなコメントがもし広告等で使われるようなってしまったら、せっかくここまで気づいてきた書店員さんとお客さんの信頼関係が壊れてしまうのではないか。うーん、どうだろうか…。