WEB本の雑誌

7月15日(木)


 今月の新刊『青木るえかの女性自身』青木るえか著の見本を持って取次店さんを廻る。この本の装丁は青木さんの希望もあって『孤独のグルメ』(扶桑社文庫)や『小説 中華そば江口』(新潮oh文庫)でおなじみの久住昌之さんにお願いしたのだが、その仕上がりを見て思わずぶっ飛んでしまった。

 これほど内容をうまく表し、しかもインパクトがある装丁、なかなかないでしょう。ほんとありがとうございました、久住さん。でも、この本、もしかしたらネットでの売上比率が高くなるかもしれません。なぜなら、わたくし自社本に初めてカバーを巻いて電車に乗りましたから…。

 もちろん内容も最高だ。下に適当に各文章の1行目だけ抜き出してみたのだが、るえかさんも飛ばし過ぎです。わたくし、自社本でこんなに笑ったことありません、たぶん。

『私はおっぱい星人だ。』
『うちのだんなは男性器を「タマキン」という。』
『昔からエロマンガが大好きで大好きでしょうがなかった。』
『私は痛いのがすごく苦手だ。』
『平口広美が大好きだ。ほんとに好きだ。』
『小学生の時のペンネームが金玉満子。』

 思わず書き出しながら叫んでしまった。「今年の本の雑誌社の営業は、青木るえかに全部だぁ!」

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 そんな自信の1冊を持ってとある取次店に顔を出すと、新刊採点員でもある古幡さんとバッタリ。「見てくださいよ~。この新刊」と水戸黄門の印籠のように『青木るえかの女性自身』を差し出したところ、古幡さん、絶句。そして足早に逃げ去られてしまった。くくく、もしかしてセクハラになるのか?

 しかししかし地方小出版のKさんには思い切り太鼓判を押され、自信回復。行きましょう、青木さん! 行きましょう、前年アップ! 売りたい本を手に入れたときほど、営業マンうれしいときはありません。さぁ、この夏は、がんばるぞ!