WEB本の雑誌

9月15日(水)


 今月2点目の新刊『犬は本よりも電信柱が好き』吉野朔実著の見本を持って取次店廻り。それにしても吉野さんの人気は絶大だ。何気なく受け付けたホームページでのサイン本予約があれよあれよの新記録を達成!

 その部数があまりに予想以上の数だったので至急印刷会社に連絡を入れ、見本部数の変更を伝える。ギリギリセーフというやつだが、今度は本当にこんなにサインしてもらって良いのだろうかと不安を感じてしまう、が、吉野さんは快く引き受けてくれた様子。いやはや、ご注文いただいた皆様、そして吉野さん、ありがとうございました。

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 取次店の仕入れ窓口は、予想通り混んでいて、やはり各社ハリーポッターや村上春樹を避け、月末に新刊を持ってきたようだ。T社の仕入れ窓口には、受け付けた新刊の数が掲げられているのだが、そこには「21日 400部」の文字が…。たまたま一緒になった顔見知りの営業マンL社のKさんと「400部は久しぶりに見ましたね」とつぶやきあう。

 夕刻会社に戻ってメールをチェックすると、本屋大賞実行委員のメーリングリストに山のようなメールが届いているではないか。ついに第2回開催の時期が近づいてきて、こちらも臨戦態勢に突入したようだ。

 第1回目は、大賞受賞作の『博士の愛した数式』が大ヒットとなり、一応成功に終わったのだが、もうその成功はきれいさっぱり忘れるつもりだ。じゃないと2回目の成功はないし、たぶん第1回目の倍の精力を注いで、現状維持がやっとなのだろう。

 ほんとにこの賞の運営は大変で、先を思うとぐったりしてしまうのだが、そんなときは、とある大手出版社の営業マンにしたり顔で言われたこの言葉思い出しモチベーションをあげている。

「だいたいこういうのは尻すぼみなんですよ。うちの主催の○○だって初めはね。」

 本屋大賞は絶対そんな尻すぼみな賞にしないぜと心に誓い、さあ怒濤の日々が始まるのだ。
 実行委員の皆様、頑張りましょう!