11月17日(水) 浦和レッズ ステージ優勝まで あと4日
上で毎日カウントダウンしているように、我が浦和レッズの優勝を間近に控え、テレビや雑誌等での露出が増えてきている。それを見かけるために胸にこみ上げてくるものがあり、仕事が滞る。そして早くも涙。そういや地元浦和じゃ「浦和の涙」という焼酎が発売になり(なんとナビスコ決勝の翌日売り出すというタイミング)、すでに完売に近いとか。もちろん僕も買いました。
果たして来週は仕事になるのだろうか? まあ12年待ったことが起きるのだから、一週間くらい会社を休んだって平気だろう。元々役に立たない社員だし、本の雑誌社としては異色の新刊『千利休』清原なつの著の見本もあがり、営業的には一段落ついたところだから、OKだろう。
この『千利休』は、発行人の浜本がこの業界にいるなら絶対いつか出したかったという、漫画家・清原なつのさんの十年ぶりくらいの新作で、浜本は企画の段階からもう興奮のしっぱなし。「カワイイでしょ、カワイイでしょ」とゲラを掲げる浜本茂44歳。ああ、こんなキャラだったのかとビックリ。
しかし僕自身はコミックに疎く、イマイチわからないまま営業を開始してしまったのだが、そのぼんやりさにいくつかの書店さんで「もーーーー。清原さんの新作じゃないですか!!! もっとしっかり営業しなさい!!」と怒られてしまった。そうなのかと反省しつつも、いつもと違うところへ営業に向かう難しさも噛みしめる。
そう、経営サイドや編集サイドから見たら、例えば紀伊國屋書店新宿本店さんや三省堂書店神田本店さんというのは、ひとつの取引先としか映らないだろうけれど、営業的にみると、それぞれジャンルごとに担当者が変わるわけで、これはもうそれぞれの別の取引先になるのだ。
人間関係はイチから作らなきゃいけないし、しかしそれが継続的にでるジャンルならまだしも、いきなり1作だけ専門外のジャンルの本を出すというのは結構難しいもので、まあ、それは本の雑誌社というほとんどいちジャンルの本を出してきているある種専門出版社にいるからこその甘えなんだろうけれど。
と愚痴ってみたくなったのだが、新しい取引先では新たな出会いもあるわけで、それはそれで面白かったりして、まあイチローの打率ほどうまくいかないけれど、10軒に1軒でもうまく営業出来たときの喜びは大きい。
大手町、東京、六本木などを廻って会社に戻ると、入り口すぐにある作業机の上に浜本が寝ているではないか! どうしたんですか? と慌てて駆け寄ると「うー、風邪だ。つらい、ぼーっとする。ああ、薬のせいなのか、それとも具合が悪いの」とつぶやき、うつろな視線で僕を見つめる。
どうも世間では風邪が急速に流行っている様子。皆様、お気を付けください。特にレッズサポの皆様、こんなところで風邪をひいて、週末の観戦ができなくなるなんて最悪ですから、お互い気を付けましょう。