3月12日(月)
自分で言うのも何だけど、恐ろしく不機嫌に出社。理由は当然我が浦和レッズだが、思い出したくもないので、ここでは書かない。
気分転換に読み出したのは、積ん読になっていた『ツアンポー峡谷の謎』F・キングドン・ウォード著(岩波文庫 青478-2)。1924年、植物学者の著者が神秘に包まれたチベットの奥地へ旅したときの探検記だ。こういう話が大好きなのだ。
会社に着くと、鉄平から電話。そういえば事務の浜田から「最近、鉄平は仕事を舐めきっている。毎日遅刻してくるし、その連絡ない! 怒ってください!!」と言われたいたのだ。よし! ここはストレス解消で一発ぶちかましてやろうかと思ったら「ゴホゴホ、風邪を引いてしまいましたので今日のアルバイトは休ませてください」とのこと。あや? お前が、運がいいな。
鉄平が突休したので、本日のアルバイトは小野君ひとり。しかし本日は「本の雑誌」4月号の搬入日だから、ツメツメ作業をしなければならないではないか。鉄平と小野君の二人でも足りないくらいなのに、ひとりじゃとても終わらない!
というわけで予定をすべてキャンセルし、ツメツメ作業を手伝う。昼からは結婚を機に、氷解した編集の松村も加わり、黙々とツメツメ。その脇で発行人の浜本は、恐ろしい進行の「本屋大賞2007」の編集作業で、「ウリョー」とか「フゲー」なんて叫びつつ、十八番の「ズンズン音頭」を歌い出す。
ツメツメ作業が一段落したので、柴口育子さんが探し廻っている「Ane Can」を手に入れがてら営業に出る。都心には結構あるのに、地方(といっても関東なんですが)にはまったくないらしくヤフオクで倍の値段で売られているとか。
早速、笹塚の紀伊國屋書店で見つけたので購入。しかしこの重さどうにかならないんでしょうか? というかこれだけ重かったら勤務先じゃ買わないで、地元で買うだろうな。ちなみに帰社後、会社のハカリで量ったところ、2kg計を振り切ってしまったではないか。もしかして現在雑誌担当者さんは筋肉痛だったりして。
夕方会社に戻り、アルバイトの面接。僕は本当に何でも屋だな。マツモトキヨシになれるかな? ああ、今日は早く帰ろう?