2月4日(月)
夜、例のごとく本屋大賞実行委員会の会議。議題は発表会の用意や予算など細々としたもの。こういうことは本当にやってみないとわからないもので、今となっては私、直木賞や芥川賞、あるいは既存の文学賞などの悪口はとてもいえない。それよりも138回も続いていることに並々ならぬ敬意を感じている。
しかし毎度のことながら本屋大賞の会議は愉しい。何だろう。こんな真剣にそして多角的に様々な意見がでる会議を私は本屋大賞が始まるまで知らなかった。もちろん私はろくな意見が言えないのだが。
しかもそれぞれ反対意見などをぶつけ合っても、会議が終わったらさっぱり。この日は福岡から異動で東京に来られたM書店Tさんが覗きに来ていたので、そのまま飲みに行ったりしたのだが、その酒の場では、もう一歩腹を開いて、それぞれの仕事について話をする。それぞれの話を聞きながら、もしかしてここにいるみんな「仲間」であり、「友達」であり、「同士」なのではないかと今更ながらにつくづく思うのであった。
とにかく私はみなさんと一緒にいろんなことができるのがとても幸せです。