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5月27日(火)

 午前中、三省堂書店神保町本店にて、『辺境の旅はゾウにかぎる』の刊行記念のイベントの打ち合わせ。夢のようなイベントを行うのである。詳細はしばしお待ちを!

 東京駅のM書店でTさんと再会。
 再会といっても本屋大賞で会っているのだが、売り場で会うのは聖蹟桜ヶ丘のT書店閉店以来。再就職が決まるまで、かなり本気で出版業界から離れることを考えたらしいが、やっぱりTさんには書店が似合う。

 茗荷谷のA書店さんでKさんと再会。
 東京駅のY書店を退職し、新規オープンの町の本屋さんに再就職されたのだ。1000坪から30坪であるけれど、お店はやっぱりKさんらしいお店になっていてうれしい。オススメPOPの付いていた『四十八歳の抵抗』石川達三(新潮文庫)を購入。

 その後、直帰して神宮球場へ。
 元助っ人のY君がヤクルト対楽天のチケットを「手に入れたので一緒に行きましょう」と送って来てくれたのだ。

 しかしそれにしても球場が静かである。試合開始10分前なのに、鳴り物の音も場内アナウンスの音も聞こえて来ない。やっぱりもう野球は終わったな……と思ったのであるが、終わっていたのは僕たちだった。

 なんとY君から送られてきたチケットをよく見ると「雨天予備券」と書かれているではないか。これは昨日か一昨日の楽天戦が中止になり、順延となった際にのみ使用できる券である。そして昨日も一昨日も試合があったということは、まったく意味のない券なのである。あわててY君にメールを送ると、Y君もすでに外苑に着いていて、こちらに向かっているという。

 しばらくするとY君が向こうからやって来る。
 はははははっ。

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