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5月26日(月)

 週末に集中して読んだのが『人類が消えた世界』アラン・ワイズマン(早川書房)。

 理由はともあれ、今、突然人類だけがこの世から消えたらどんなことになるのか。ビルは崩壊し、地下水は溢れかえり、動物は人類のいなくなった世界を謳歌し、また進化する。そういったことがひとつひとつ細かく丁寧に描かれるので僕のような無教養な人間にも「その後」の世界がよくわかる。『沈黙の春』レ−チェル・ルイス・カ−ソン(新潮文庫)を読んだときの興奮ふたたび。

 夜、五反田のA書店Fさんやほか出版社の方と新宿・陶玄房にて酒。

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