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6月10日(火)

「本の雑誌」301号特大号が搬入される。いつもは4結束(=120部)を抱えて社内に運び込むのであるが、48ページ増の160ページのこの号は重いので、2結束ずつ運ぶ。

 しかし本当は今までやったことのない、もっと厚い例えば200ページを超える「超特大号」にしたかったのであるが、編集部から「俺たちを殺すのか!」と罵られ、事務の浜田からは「定期購読者用のツメツメ袋も160ページが限界です!」と泣きつかれたので、あきらめた。

 神保町を営業。

 東京堂がリニューアルされていて、1階はかなりすっきりされた印象を受ける。先日惜しまれつつ閉店した、書肆アクセスのHさんも地方小コーナーの店員として3階にいるとかで、今後が楽しみ。

 その後、三省堂の店内を歩いていると、何だか見たことあるような装丁の、見たことあるような著者名の本が積んであるではないか。平松剛? 『磯崎新の「都庁」 戦後日本最大のコンペ 』(文藝春秋)?
 ムーンウォークで戻り、本を手にして気付く。フォー! これは我がオールタイムベストテン本の1冊『光の教会—安藤忠雄の現場」(建築資料研究社)の新作ではないか!!

 ビックリ仰天で、その後は仕事どころではなくなる。

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