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12月18日(木)

QUOTATION Worldwide Creative Journal no.1
『QUOTATION Worldwide Creative Journal no.1』
Gradation Blue
ビー・エヌ・エヌ新社
609円(税込)
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 1月号の「今月のお話」や「編集後記」を読まれた方から励ましのお便りや購読の申し込み、また「たなぞう」などで活発にご意見いただき感謝感謝です。

 私がもっとも尊敬する田口久美子さんは『本の雑誌』2008年12月号「書店じたばた事件帖」の最終回で「それにしても小から大までの書店、取次、出版社、そして読者まで、これからは一蓮托生だよな、と、このごろつくづく思う。」と書かれていたのだが、私も本当にそう思う。

「これからは読者と呼ばずサポーターと呼ぼう」と社内の中心で叫んだつもりが、窓際だった。とりあえず社員、助っ人、編集長一丸となって、サポーターの皆様の期待を越える雑誌および単行本を作って参りますので、叱咤激励ブーイング抱擁購読、よろしくお願いします。

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 渋谷を営業すると、リブロ渋谷店の売行きベスト1に不思議な本(雑誌?)が掲げられていて思わず手に取る。

『QUOTATION Worldwide Creative Journal no.1』

 カッコいいけれど、私にはなんの雑誌なのかもわからない。しかし1位だ、1位。
 リブロの担当者さんがお休みだったので、売行きが似ている山下書店渋谷南口店さんで話を伺うと、やっぱり売れているそうで「注文してもなかなか入ってこない」とのこと。「まあ売れる場所が限られるんでしょうけれど」と話すが、それにしたってなぜ渋谷で売れているのか気になるところ。

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 夜、ジュンク堂書店池袋本店に向かい、なんと本日は私自身の出版記念イベント「炎の営業VS魂の編集(笑)」なのである。日頃、入り口で本の販売などしている身なのであるが、本日はなんとど真ん中に座って話さなくてはならない。しかもどうせお客さんは見知った顔で飲み会の延長でいいかと思っていたのだが、知らない人がいっぱいいるし、なぜか作家の大崎梢さんはいらっしゃるし、大宮アルディージャのゴール裏よりも密集しているではないか。参った。

 脇腹についているテンションスイッチをフルに上げ、魂の編集者・新井久幸氏(新潮社・編集部)に肉薄する......つもりが、テンションを上げすぎてなんだかわからないことになってしまった。イベントにいらしていただいた皆様、ありがとうございました。

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