12月19日(金)
- 『くう・ねる・のぐそ―自然に「愛」のお返しを』
- 伊沢 正名
- 山と溪谷社
- 1,575円(税込)
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- 『悶々ホルモン』
- 佐藤和歌子
- 新潮社
- 1,365円(税込)
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- 『もう1杯!!―『酒つま』編集長大竹聡のチャランポラン酒場歩き』
- 大竹 聡
- 産業編集センター
- 1,470円(税込)
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通勤読書は『くう・ねる・のぐそ--自然に「愛」のお返しを』伊沢正名(山と渓谷社)であるが、これは電車のなかで読むような本ではない。いやどこで読んでもビックリすると思うのだが、この本、キノコから野糞に興味を持った著者の、野糞への偏愛ぶりをとことん語ったとんでもない1冊なのである。
何がとんでもないって、数十年に渡る野糞を克明に記録しているのはもちろん、なんとなんと袋とじで野糞がいかに土に返るかまで収録されているのだ。まさに奇書中の奇書。いやーびっくり仰天すごい本ナンバー1間違いなし! すっかり時の本となった『ぼくは猟師になった』千松信也(リトルモア)と並べるといいのではなかろうか。
午前中はその糞土師と面識があるという高野秀行さんの授業。お相手が沖縄人だけで撮った映画「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」のプロデューサー井出裕一氏であった。「明日のことは考えてない」と今までのこの授業の対談相手が絶対に漏らす一言を漏らしつつも、沖縄と映画に対しての愛情は半端じゃなかった。
銀座の書店さんを回るとS書店のKさんが「つい一番前に並べちゃった」と指差したのが、『悶々ホルモン』佐藤和歌子(新潮社)であった。
「ホルモン好きでしたっけ?」と問い返すと、そうではなく、あの話題となった『間取りの手帖』(リトルモア)の新作だというではないか。おお! いつの間にかホルモンの人になっていたのか。
しかし飲み屋本は『もう1杯!!--『酒つま』編集長大竹聡のチャランポラン酒場歩き』大竹聡(産業編集センター)や『東京煮込み横丁評判記』坂崎重盛(光文社)などたくさん出ていて、読んでいるだけで酔っぱらいそうである。
何がとんでもないって、数十年に渡る野糞を克明に記録しているのはもちろん、なんとなんと袋とじで野糞がいかに土に返るかまで収録されているのだ。まさに奇書中の奇書。いやーびっくり仰天すごい本ナンバー1間違いなし! すっかり時の本となった『ぼくは猟師になった』千松信也(リトルモア)と並べるといいのではなかろうか。
午前中はその糞土師と面識があるという高野秀行さんの授業。お相手が沖縄人だけで撮った映画「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。」のプロデューサー井出裕一氏であった。「明日のことは考えてない」と今までのこの授業の対談相手が絶対に漏らす一言を漏らしつつも、沖縄と映画に対しての愛情は半端じゃなかった。
銀座の書店さんを回るとS書店のKさんが「つい一番前に並べちゃった」と指差したのが、『悶々ホルモン』佐藤和歌子(新潮社)であった。
「ホルモン好きでしたっけ?」と問い返すと、そうではなく、あの話題となった『間取りの手帖』(リトルモア)の新作だというではないか。おお! いつの間にかホルモンの人になっていたのか。
しかし飲み屋本は『もう1杯!!--『酒つま』編集長大竹聡のチャランポラン酒場歩き』大竹聡(産業編集センター)や『東京煮込み横丁評判記』坂崎重盛(光文社)などたくさん出ていて、読んでいるだけで酔っぱらいそうである。