神保町・東京堂書店の大改装がはじまった! その3
文=本の雑誌特派員
あれだけ様々な本が並んだ神保町の東京堂書店にたったひとつ足りないものがあったらしい。それは、それは、えーっとと悩んでいたら大きなトラックがやってきて、クレーンの付いた荷台から機械を下ろし始める。
「これはなんですか?」と店員のKさんに伺うと、ふふふと笑って胸を張るのであった。
なんとこれ、エスカレーターなのでした。
Kさんも私もエスカレーターが運ばれてくるのを見るのは人生初。そうかこうやって届けられ、なかで組み立てられるのか。確かに東京堂書店は三階まで売り場だったけれど、エスカレーターがなく、階段かエレベーターしかなかったのだ。
「今までお客さんにご苦労をおかけしてきたので、その不便を解消しようと思ってね」
今回の改装のひとつの目玉がこのエスカレーター設置なのだそうだ。
なお、お店は臨時休業中(3月29日まで)。エスカレーター設置の工事が行われているそうだ。