横丁カフェ
現役書店員が週替わりでおすすめ本のご紹介します。
-
2024年3月14日更新
【書評】『ヤンキーと地元』打越正行
「なんで大阪弁しゃべらへんの?」 と言われたことは一度や二度ではありません。 大阪生まれで大阪育ちの私ですが、標準語を話す人と会話する際は標準語になります。その方が「通りがいい」と感じるからです。私自身、大阪弁にこだわらないということもあり...記事を見る »
●担当者●HMV&BOOKS OKINAWA 中目太郎
-
2024年3月7日更新
【書評】『夜のお店解剖図鑑』高橋哲史
雪が溶けて川になって、夜の街に流れていきたくなります。もうすぐ春ですね。コスパもタイパも忘れて、ちょいと出かけませんか。夜ふかしは大人の醍醐味。お得な飲み放題とキャッチに引っ掛からなければ生還率は高い。夜中に起きる犯罪は昼間の半分だ。ぼっ...記事を見る »
●担当者●丸善博多店 脊戸真由美
-
2024年2月22日更新
【書評】『存在のすべてを』塩田武士
私の理想と共感が詰まった一冊だった。この本が面白いことわかっていたから、本屋大賞にノミネートされた時、読んでないのに嬉しかった。読むと期待通りの面白さで、ほとんどの登場人物を好きになった。 この本は三十年以上前に起きた二児同時誘拐事件か...記事を見る »
●担当者●明屋書店空港通店 久保田光沙
-
2024年2月15日更新
【書評】『日本のコスチュームジュエリー史 1950~2000』田中元子
この本のメインとなる1950年代から2000年まで、ここ日本の装身具の変化は面白い。それは人々の気分がいかに移り気で、使い捨て上等の豊かな時代を楽しんできたかを、ここに載るアクセサリー達が物語っているからだ。 コスチュームジュエリーとは...記事を見る »
●担当者●未来屋書店宇品店 河野寛子