●担当者●有隣堂川崎BE店 佐伯敦子

2011年4月7日更新

『12人の優しい「書店人」』山本明文

 初めてこのタイトルを目にした時、「これは、書店業界のパロディ本なのか?」と思いました。12人の~とくれば、ヘンリー・フォンダが、熱演していたあの名作アメリカ映画ではないですか? あの映画を観た時は、... 記事を見る »
2011年3月3日更新

『「20代」でやっておきたいこと』川北義則

 今、WAVE出版さんの『働く君に贈る25の言葉』とともにコンスタントによく売れている一冊です。ページをパラパラめくっていると、職場の先輩に「20代? もう、手遅れだろう。」と言われましたが、そんな冗... 記事を見る »
2011年2月3日更新

『だいたい四国八十八ヶ所』宮田珠己

 前代見聞の(が、しかし以前にも、M善川崎Lーナ店さんは、やられていましたが。)"この本、ご購入いただいて、面白くなかっ たら、ご返金いたします"、キャッシュバックにつられにつられ、ついつい購入してし... 記事を見る »
2011年1月6日更新

『怒らない技術』嶋津良智

 今、一番書店で売れている本! なんと、「怒らない技術」を教えている本です。この本が売れていることを知って、「世の中、怒っている人が多いのだなあ。」とつぶやいた人もいました。しかし、本当のところ、世の... 記事を見る »
2010年12月2日更新

『マボロシの鳥』太田光

 最近、お客様から、「ほら、あれよあれ。今、売れている本でさ......」と訊かれることが多くなった。(お客様、それだけでは、いくら何でもわからないのですが......)「はい。あのタイトルとか少しで... 記事を見る »
2010年11月4日更新

『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』橘玲

 この世の中は、果たして残酷なのか? 私には、正直わからない。シビアといえば、シビアかな?とは思うが、それはそれで仕方のないことだと思う。ただ、そこまで心が強くなく競争社会のレースに嘘でも参加できない... 記事を見る »
2010年10月7日更新

『食べて、祈って、恋をして』エリザベス・ギルバード

 観てから、読むか。読んでから、観るか。少し前のどこかの出版社さんのPR戦略ではないが、いい映画を観ると本当に困ってしまう。  私は、映画を観てから原作を読むということを、まずしない。昔読んだ本が、... 記事を見る »
2010年9月2日更新

『セレブ妻になれる人、なれない人』白河桃子

 セレブ妻!なれるものなら、なりたい。そう思っている方が世の中には、たぶん少なからずいる。だから、この手の書籍が、出るのですよね。    少し前にいた支店には、私が密かに"マダム"と呼ばせていただいた... 記事を見る »
2010年8月5日更新

『ラテに感謝!』マイケル・ゲイツ・ギル

 終身雇用が、音もなく崩れたというか、風と共にいつの間にか去っていった、今という時代。「将来に不安が全くない。」と言い切れる人は、少ないと思います。さもなければ、よっぽどのポジテイブシンキングの持ち主... 記事を見る »
2010年7月1日更新

『永遠の0』百田尚樹

 今、百田尚樹が熱い! 2010年は、尚樹イヤーになるのでは? 友人に薦められて読んだ『Box!』超かっこいいし!(なんと言っても、幼稚園児の頃『あしたのジョー』を貪り読み、丹下のおやじを真似るのがマ... 記事を見る »
2010年6月3日更新

『ラスト・チャイルド』ジョン・ハート

 海外ミステリー。最近は、昔ほど、読まなくなりました。高校生の頃は、お決まりのように、エラリー・クイーンやアガサ・クリステイにはまり、学校の図書館にあった本を片っ端から、読んだ想い出があります。外人イ... 記事を見る »
2010年5月6日更新

『太陽のパスタ、豆のスープ』宮下 奈都

 宮下奈都という作家を御存知ですか? いやあ、本好きの皆さんは、もう読んでいるかと思いますが、一部の書店員の間では、「いつか、本屋大賞をとるのでは?」と囁かれ、人気がじわじわ浸透している大注目の作家さ... 記事を見る »
有隣堂川崎BE店 佐伯敦子
有隣堂川崎BE店 佐伯敦子
江戸川乱歩の少年探偵団シリーズが大好きで、登下校中に歩き読みをしながら、電信 柱にガンガンぶつかっていた小学生は、大人になり、いつのまにか書店で仕事を見つけました。あれから二十年、売った本も、返品した本も数知れず。東野圭吾、小路幸也、朱川湊人、宮下奈都、大崎梢作品を愛し、有隣BE姉、客注係として日夜奮闘しています。まだまだ、知らないことばかり、読みたい本もたくさんあって、お客様から、版元様から、教えていただくことがいっぱいです。