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6月16日(木)


 会社から一番近いパン屋「ベーカリーリスボン」が閉店し、かなり混乱していた社内昼食事情に光明が射す。なんとお弁当屋が出来たのだ。その名もクロズトウ。

 って僕はほとんど社内で昼食を取らない僕には関係ないことなんだけど、朝から晩まで事務の浜田がうるさいのだ。やれ弁当屋が出来た。やれカレーと日替わりだ。やれスローフードだ、などなど。うー、浜田よ、お前、食べることしか楽しみないのか?

 というわけでかなりそのお弁当屋さんを気にさせられていたのだが、本日中野方面営業のためバス停へ向かう途中、ついにお店を覗くことができたのだ。そして思わず驚く。

「ありえねぇー」

 まともな看板はないし、商売っけもまったく感じられないし、なんじゃこりゃ? しかも商店街から外れているし、採算はどうなってんの? なんかよくわからないけど、こういうのスローライフっつうのか?

 物をいかに売るかってことしか考えられない営業マンには、大きな衝撃で、なんかもしかして僕の人生間違っていたかも…なんて京王バスに揺られながら考えてしまったほど。

 しかもその日、結局我が社全員がこのお店に昼飯を買いにいったのだが、浜本は店員さんがいなくて購入できず、松村は2時から4時の休憩時間にぶち当たり購入できず、結局笹塚グルメを自認する目黒以外誰も買えなかったのだ。

 むむむ、商売って何じゃ?