WEB本の雑誌

1月12日(金)

 泣いても笑っても本日が本屋大賞の一次投票締め切り日。
 思わず投票人数が減った場合の言い訳を考えてしまう。書店数が減っていて、おそらく書店員さんも減っているのだから減っても不思議なないんだけど。そんな言い訳はへなへななった新聞記者さんには伝わらないんだろうな。

 そんな心配のなか書店さんへ営業に向かう。すると会う人会う人、「ごめん!」とか「今日帰ってやるから」なんて、まるで夏休みの宿題を8月31日までやっていない子供のような顔をするではないか。こんな威張れる機会もないので「なーに最後の日までぐずぐずして。早くしなさい!」なんてお母さんのように叱ろうかと思ったが、投票してもらえなかったら元も子もないので、選挙前の政治家のように「よろしくお願いします」と頭を垂れる。しかし、どうも僕が直接知っているような書店員さんほど、投票が遅いのはなぜなんだろう? 

 夜は「翻訳文学ブックカフェ PART21」。沼野充義さんをゲストに、スタニスワフ・レムの『ソラリス』(国書刊行会) をテキストにお話を伺う。満員御礼。翻訳家の方というのは、どうしてこうも地に足が着いていて、出版の現実を知った上で(ほとんど金にならないのに)、それでも熱心に面白い本を紹介(翻訳)していこうというモチベーションを保てるのだろうか。感動。

 その後は、打ち上げ。しかしここで藤原力教育係りの浜田がブチ切れる。ホスト(主催者側)であるはずの藤原は席についたらまったく動かず、つがれるままに酒を飲み、だらだらとお話。同席者の空いたグラスもビール瓶も我関せずで、そして周りのゲストに酒をついでもらう始末。

 それを見て浜田が「チッ!」と舌打ちし、腰を上げ、酒やつまみをオーダーし、空いたグラスにビールを注ぐ。ちなみに浜田と藤原は入社年度で9年も違うのだが、それも関係なく「あっ。ビールください」なんて浜田に注文しているではないか。般若・浜田よ。藤原力教育係に任命したのは僕だけど、もう無理だと思うよ、再教育するの…。

 そういえば、浜田公子を姓名判断したとき、適正職業が水商売だったんだよな。じゃあ、文句良いながら、結構楽しんでるのか?