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3月17日(土) 炎のサッカー日誌 2007.03

司会 「さあ、やって参りましたクイズ16人に聞きましたのお時間です。今回の出題は、埼玉スタジアムの208ゲート付近にいらっしゃったレッズサポーターの方に伺ってきました。『レッズの試合の日と同僚の結婚パーティが重なった場合、あなたならどうする?』です。まずは本の雑誌チームの浜田さんどうぞ」

浜田 「えー! そんなの悩む必要ないでしょ。だって同僚ですよ、下手したら家族よりも一緒にいる時間が長いわけで、いろいろお世話になったり世話したりなんですから、当然そんな同僚の門出なのですから、結婚パーティーに行くに決まってますよ。」

司会 「さぁ、どうですかねぇ。では聞いて見ましょう『結婚パーティーに行く』。あるかないか」

観客 「ある、ある、ある、ある、ある、ある」

司会 「ブー。残念。ありませんでしたねぇ。じゃあ、次は経理の小林さん、どうですか?」

小林 「そうですねぇ。サッカーも好きだし、同僚も大切。じゃあサッカーを前半だけ観て、そのあと同僚のパーティーに行く」

司会 「おっ! 大人の意見ですね。果たしてあるかどうか?」

観客 「ある、ある、ある、ある、ある、ある」

司会 「ブー。残念。いやー、これで×ふたつ。あと1回しか回答権がありません。さあ、大切な最後の回答は顧問の目黒さん、さあどうぞ」

目黒 「みんなおかしいですよ、だってね、僕は土日に毎週競馬に行っているんですが、土日の講演以来とかテレビ出演とか例えそれが仕事でお金をいただけるとしても絶対断りますよ。もう競馬が大事。家庭よりも何よりも競馬が大事。だから同僚の結婚パーティーなんて行かず、サッカーに行く!」

司会「かなり自身があるようですねぇ。では答えは」

観客「ある、ある、ある、ある、ある、ある」

司会「ピンポーン! 1位の回答です、しかも16名全員が『サッカーに行く!』だそうで、いやー良かったですね。これで本の雑誌チームはハワイ旅行の挑戦権を得ました。皆さん頑張りましょう!」

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というわけで、本日は編集の氷解松村の結婚パーティーがあったのだが、列席を断り埼玉スタジアムへ向かったのである。会社では非難囂々「松村よりお前の方が冷たい」なんてボロクソに言われてしまったが、取次店K社のYさん始め、J社のHさん等我がレッズサポ仲間16名に聞いたところ、みんな僕と同じ行動を取るだろうとの返事。中には出産間近のC社のUさんも混じっていたのだが、彼女なんて自分の出産よりもレッズが大事とばかりに、ゴール裏に陣取って居るではないか。まあ妻も含め多くの人が理解してくれないサポーター魂とはこのことか。

 先日に新潟戦の悪夢が頭をよぎるが、それ以上に甲府が悪い。昨年同様、戦術は浸透していて、前からプレス、ボールも回るのだが、いかんせんコマ不足。バレーの移籍はあまりに痛い…てんことを阿部を獲ったりしている我が浦和の人間が言っては問題だが、そのおかげで、何度かゴールを脅かされるがまったく決定力なくあしらうことができる。

 後半になって、完全な浦和ペース。ワシントン、ポンテの間を永井がつなぎ、そこへ割ってはいるのが、なぜそこにいるんだ男・闘莉王で、DFとは思えないオーバーラップはもちろん、ワシントンへのアシストとなったパスの精度はもはやFWかMFクラス。その後のポンテのアシストも素晴らしかったが、危なげなく勝利。

 開幕以来、イマイチ煮え切らない試合をしているのだが、少しずつボールも廻りだしたし、この日は長谷部誠がケガから復帰したりして、ジワジワと上昇気流に乗りだしたようだ。


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試合終了後、レッズバカ仲間、前の会社のYさんやMさんと酒を飲んでいると浜田から着飾った松村の写メールが届く。その頃には酒と勝利でベロベロに酔っていたので、アカンベーをして写メールを返す。ああ、これでまた信頼を落としたな。

まあいいや。僕は人間である前にレッズサポなのだから。