WEB本の雑誌

9月6日(木)

台風接近中。しかし今日は元・助っ人の面々と酒。大丈夫か?

とある書店員さんの話。

「ここ2,3年、出版社の営業マンの質が落ちたよねぇ。若い人、酷いよ。なんか勘違いしてるっていうか、編集者が面白いっていってるものをそのまま持ってきて、『どうしてこんな面白い本をこのお店はそれしか取らないんですか?』なんて平気で言ってくるからね。そんなムキになって入れても、この業界は返品があるじゃない。返品になったらお互い損なんだから、昔はそういう微妙な感じを理解して注文取っていたよね。それに編集者が面白いっていうのはそりゃ作っている人間なんだからわかるけれど、営業マンはまた別の立場で考えるのが仕事なんじゃないのかなぁ。参っちゃいますよ」

面白いかどうかを決めるのは、編集者でも営業マンでもなく、お客さんだろうし、僕自身も書店さんとの飲み会でビックリするような態度を取る営業マンを見かけたことがある。そのときは思わず説教しそうになったのだが、僕が怒る前に書店さんが怒りだし、あわてて仲裁に入ったっけ。

そういえば叱ってくれる書店員さんもいなくなった。僕が営業マンになった頃は、まだベテランの書店員さんがいっぱいいて、挨拶の仕方から訪問する時間帯、そして注文の取り方など、何度も怒られた。まあ僕だって、いまだに毎晩その日の仕事を振り返ると反省ばかりだから人の営業にとやかくいえたもんじゃない。気をつけなくてはいけないのだ。

あっ、そういえば別の書店員さんの飲んだときに、こんな話を聞いたことがあったっけ。

「この間さぁ、レジが混んでいて、俺もレジに入っていたのよ。何人かお客さんを受けて、次に並んでいる人が前に出てきたらいきなり名刺出しやがって、自分の時間って感じで、レジを挟んで営業しようとすんのよ。ビックリしたよ。もちろん追い出してやったけどさ」