WEB本の雑誌

9月19日(水)

通勤読書は、大杉栄の『自叙伝・日本脱出記』(岩波文庫 青134-1)。

この本は、8月20日の日誌で高野秀行さんに薦められた『パリ・ロンドン放浪記』ジョージ・オーウェル著(岩波文庫)が今更恥ずかしいけど面白かったよと書いたところ、とある出版社の編集者から「ならば大杉栄の『自叙伝・日本脱出記』も楽しめるはず!」とオススメいただいたのである。オススメ本の連鎖攻撃。

ちなみにブックファースト渋谷店の林さんからもならばと薦められたのだが、その本は『ボヌール・デ・ダム百貨店ーデパートの誕生(ゾラ・セレクション)』エミール・ゾラ(藤原書店)だった。こちらは5000円を超える高額本なので未だ買えずにいるが、いつか読もうと思っている。

しかし大杉栄に、ゾラか。思えば遠くにきたもんだ。
毎日この日誌を読んでいる方には、とっくにばれていると思うけれど、僕、とっても頭が悪いのだ。大丈夫かな?

うん? 『自叙伝・日本脱出記』、決して難しい本でなく、普通に面白いぞ!

★   ★   ★

9時18分出社。

今夜は浦和レッズがアジアを制するための大事な試合があるので、ノー残デー決定。

というわけで営業に出る13時までにデスクワークを終わらさなければならないのだが、全点注文書を作り直し、既刊書の注文書を1枚作り、書店さん向けDM「本の雑誌通信」の両面を制作し、「おすすめ文庫王国2007年度版」の原稿依頼書も書かなければならないのだ。普通だったら一日半から二日かかる作業なのだが、僕に残された3時間半。終わるだろうか…って終わるわけねーだろ。でも終わらせなければならん。浦和レッズが待っているのだから。

PK戦のときの川口能活のような鬼神となり、一切無駄口もお茶も飲まず、作業に没頭。頭の中では浦和レッズの新しいチャントが鳴り響く。

赤き血のイレブン
ラララ浦和レッズ
世界に見せつけろ
俺たちの誇り

予定より3分過ぎた、13時3分にデスクワーク終了。イエース!!

★    ★    ★

会社を飛び出し営業へ。

川口、浦和、さいたま新都心、大宮などを廻る。

さいたま新都心の紀伊國屋書店さんでは、ケータイ小説のコーナーが拡大されていて、そのなかに本日も2点の新刊が積まれようとしていた。ケータイ小説の隆盛が叫ばれているが、不思議なもんで都心部では売れず、大宮や町田や柏など沿線に出ると、他の文芸書を圧倒するかのように売れている。完全なドーナツ化現象で、おそらく地方ではもっと売れているのではなかろうか。そういえば渋谷発なんて煽っていたけど、その渋谷じゃ即返されていた、なんて逸話もあったな。

またジュンク堂書店大宮店さんでは桜庭一紀の読書倶楽部棚というのがフェア展開されていて思わず目を惹かれる。いいなあ、こういうの。

★    ★    ★

18時まで仕事をし、一路さいたまスタジアムへ!
今日の僕はよく頑張った。浦和レッズもガンバレ!