WEB本の雑誌

11月22日(木)

 通勤読書はもちろん『Number』692号。Jサッカー特集なのだが、ほとんど浦和レッズアジアチャンピオン特集。「サッカーダイジェスト」や「サッカーマガジン」あるいは「Urawa Reds Magazine」で出たアジアチャンピオン増刊号と読み較べてみると、内容はピカイチなのではなかろうか。とくに熊崎敬さんのセパハン戦アウェールポが素晴らしい。思わず電車のなかで泣いてしまった。

 営業に出るが、瞬く間に『MICHELIN GUIDE東京 2008』が売れていくのを目撃。昼にはほとんどのお店で売り切れとなり、残っているお店も今日保つかどうかという。す、すげー。こんな勢いで本が売れていくのを見るのはいつ以来だろうか。まさに台風ミシュラン。

 しかし残っているお店で中身を確認したら、既存のガイドブックの方がよほどしっかり作られていて、いやはやフランスの出版文化というのは、この程度なんだろうか、なんてちっと考えてしまった。お客さんが知りたいのは★の情報だけだとしたら、これはこの後の売り方が難しそうだ。

 藤沢、戸塚、横浜、川崎、最後は神保町に駆け込むという、かなりハードな営業を終えると外は真っ暗。ハードなのは僕だけでなく書店さんも超大量の新刊大洪水にフラフラの様子。

ほんとかウソか知らないけれど、本屋大賞狙いで、ギリギリの11月に話題書を出すという流れになっているとか。でも投票する書店員さんは「こんな新刊が多いんじゃ、平台に置いておけるの2日くらい?」なんて。いやはや。