12月25日(火)
娘と同じ通学班の子9人に聞きました。
「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」
驚くべきか、当然か。全員がDSのソフトの名を挙げた。
サンタクロースは、今や任天堂の最優秀営業マンである。
臨時ボーナス貰った方がいいぞ、サンタクロース。
というわけで我が娘もDSのソフトの名を挙げていたのだが、数日前に改めて「何頼む?」と聞いたら「味噌ラーメン」との答えが返ってきて大笑い。おそらくそのときラーメン屋に向かっている車中でのことだったから、ラーメン屋で「何を頼むか?」聞かれたのかと勘違いしたのだろう。
散々そのことでからかい、しかも悪のりする父親である私は、今朝、枕元にキレイにラッピングした即席麺の味噌ラーメンを置いておいたのだ。すると娘は「DSにしてはもこもこしているな?」なんて呟きながら、ラッピングを剥き、中に入っていたのが味噌ラーメンだと気付いたら、もうこっちが驚くほど、文字通り「肩を落とし」てしまい、涙顔。スマンスマンと謝るとサンタクロース=父親だとばれてしまうので、「冗談じゃない? 玄関に行ってみなよ」としょぼくれた身体を引きずり玄関に向かうと、そこに本物のプレゼント・DSのソフトを発見し、大喜び。しかしかなりサンタクロースに不信感を持った様子ではあった。
そんな娘を見つつ、新聞を取りにポストを覗くと、何だか赤い荷物が入っているではないか! 何々? 浦和レッズ?? なんと年間チケット所有者に対して、浦和レッズがDVDのプレゼントを贈ってくれたようだ。こんなことをするなら年間チケットの値段を下げろよ!と思わないでもないが、粋な計らいがうれしい。早速、居間に戻ってDVDを見ようと思ったが、時計の針は7時を差していた。あと30分で家を出なくてはならない。でも観たい。
このDVDに浦和レッズの勇姿がいったい何分収められているのか知らないけれど、そもそも勇姿なのか、もしかして鈴木啓太がトナカイの格好して、闘莉王がサンタに扮したイメージビデオかもしれず、もしそうだったら浦和レッズの事務所を襲撃するしかないのだが、通勤前の私には時間がないのである。しかもテレビの前には、3歳になったばかりの息子が陣取り、テレビ埼玉で再放送しているキテレツ大百科を真剣に見ているのである。おまけに頭の中は完全にコロ助になっているようで「朝ご飯ナリ」なんて叫んでいるのだ。こいつをどかすには、クリスマスプレゼントにあげたミニカーと消防署で気をそらせ、約15分ほど消防士にならなければならないだろう。
嗚呼、観たい! 観たいけれど時間も場所もない。
佐藤亜紀の「ミノタウロス』(講談社)を年間ベスト1にするため、丸坊主にしてしまったから後ろ髪なんてないのであるが、思い切り後ろ髪を引かれたまま、出社したクリスマスであった。