3月13日(木)
通勤読書は、『ザ・万歩計』万城目学(産業編集センター)。
ホルモーや鹿男など、とんでもないことを思いつく作家だけに、エッセイも奇想とユーモアに溢れていて面白い。できれば万城目さんには「小説家」にならず、「作家」でいていただき、エッセイやルポや紀行文などを書き続けて欲しい。
それにしても笑いの方向性が、あまりに我らがタマキングこと宮田珠己さんに似ているのは、同郷(大阪)だからだろうか。ということは宮田さんに小説を書かせたら「ホルモー」や「鹿男」を越えるのができるのではなかろうか。
午前中は書店さんを廻り、午後は本屋大賞の副賞である図書カード10万円を提供していただいている日本図書普及株式会社さんを訪問。果たして今年、この図書カードを手にするのはどの作家なのか。