4月18日(金)
通勤読書は、『落合博満 変人の研究』(新潮社)。
落合を変人だと認識したことがなかったのだが、長嶋茂雄信者である詩人ねじめ正一の鋭い観察眼と江夏豊、赤瀬川原平、豊田泰光、藤眞奈美、高橋春男氏との対談を通すと、その異質な部分が浮き彫りになってくる。しかもそれを的確な言葉で表現されるから、腑に落ちるというか、なるほど、なるほどと私のなかに、新たな落合博満像がくっきり浮かんでくる。相当変だわ落合博満。でも私は好きかも。というわけで私も思わず落合ウォッチャーの仲間入りしてしまいそう。
★ ★ ★
新宿西口のY書店を訪問しIさんとお話していたら、別に支店にいらしたOさんが数日前に退職されたと聞き、ビックリする。以前の店舗のときは、営業ルートに乗っていたので訪問させていただいていただのが、一年近く前に異動になられてから、足を運びにくい場所になってしまい顔を出せず、もうずーっとお会いできずにいたのだ。それでもときにOさんのことを思いだし、ああ、時間を見つけて会いに行かなきゃ…と考えていたのである。
一生の不覚。いろいろお世話になった、お礼も言えずのお別れになってしまった。Oさんと話したプロレスやサッカーや子供の話を思い出す。
やっぱりどんな遠くてもきちんと訪問していなきゃいけないってことだ。嗚呼。