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10月31日(金)

建築家 安藤忠雄
『建築家 安藤忠雄』
安藤 忠雄
新潮社
1,995円(税込)
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 通勤読書は、『建築家安藤忠雄』安藤忠雄(新潮社)。ほぼ全著作読んでいる身からすると、それらの増補改訂版的な意味合いが強いが、初めて安藤忠雄を知るには良い1冊になるだろう。特に最後の一文にはシビれてしまった。

 金曜日は高野秀行さんの授業なので、上智大学に向かうが、いつもに比べて四ッ谷を歩く学生が少ない。3連休を前にして、学生も有休をつけて休んだりするのだろうか。

 門をくぐると、学祭の準備をしているではないか。焼きそば屋さんやパン屋など模擬店の準備で大にぎわい。高野ゼミもムベンベ焼きやウモッカせんべいでもやれば良かったのにと思いつつ、教室に入ると誰もいなかった。

 おかしいではないか。もう授業開始まで10分もないのである。いつもは4、50人の学生でにぎわっている教室がどうしたことか。もしやまたサプライズパーティーだろうか。粋なことをするな高野さんは......。

 そのときいつだか高野さんと交わした会話を思い出す。
「じゃあ毎週金曜なんですね、大変ですね」
「一度だけ学祭で空くんだけど」

 学祭で空くとはどういうことだ。あわてて高野さんからもらっていたカリキュラムを見ると、この日10月31日は空白になっているではないか。サプライズパーティーではなく、今日は授業がないのか......。

 私を専門学校卒だと思ってなめてはいけない。学祭だって授業は出来るのではないか。というか学祭なんて私には関係ない。私はこの授業を楽しみに1週間頑張っているのである。嗚呼。

 気持ちを切り替え、午前中から営業に勤しむ。銀座や池袋をひたすら営業する。
 夜は遅くまで文庫王国の対談まとめ。

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