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11月5日(水)

サバイバル登山家
『サバイバル登山家』
服部 文祥
みすず書房
2,520円(税込)
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サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか (ちくま新書)
『サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか (ちくま新書)』
服部 文祥
筑摩書房
798円(税込)
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 ついに出た! 『サバイバル登山家』(みすず書房)の服部文祥の新刊が!!!

『サバイバル! 人はズルなしで生きられるのか』ちくま新書である。

 早速読み出したのだが、いやー面白いのなんの。物に頼らず、地球とフェアに向き合おうとするサバイバル登山。人間の人間たる部分を浮き彫りにするのであるが、その登山の発明者であり、探求社である本人が書く文章もまさにフェアなのである。他の人間だったら格好悪くてさらけ出せないようなこともしっかり書いているのである。

 例えば最近は米をちょっと多く持っていってしまうとか、ばったりあった「山と渓谷」の編集者に砂糖と油を恵んでもらおうとしたり。だからといって決してサバイバル登山がくすんだりするかというとそうではなく、もはやそれらを超えた思想なのではなかろうか。いやー素晴らしい。それとリュックの中に詰まっていた家庭の匂いに感じ入るシーンなど、なんだか泣きそうであった。

 営業は神保町や田町、五反田などをジグザグ営業。あとがきで「営業をとりあげられ」なんて書いたが結局自著も営業している私はいったい何者なのだろうか。書泉グランデさんや五反田のあおい書店さんで追加注文をいただく。うれしいけれど、謎だ。

 夜は、その出版のお祝いと私に絶対パスをくれないチームメート勝木の第2子出産祝いを兼ね、有楽町で酒。空きっ腹の上、気をまったく使わずに酒を飲んだので大酔っぱらいになってしまい、帰りの電車で思わず吐きそうなる。しかし、その瞬間、相棒とおるはカバンから颯爽とゲロ袋を取り出したのにびっくりし、ゲロも止まる。

 どういう人生を送るとカバンにゲロ袋が常備されるのだろうか。今までもとおるのカバンによって救われたことが多々あるが、まさかゲロ袋まで入っていたとは。お前はドラえもんか。

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