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11月17日(月)

 とある書店チェーンの本部を訪問する。

 本部というのは、支店全体の管理というかフォローをしているところで、売れ行き良好書など単店で手配が難しいものなどを出版社の交渉し手配していたりするのだが、出版社側の思惑としては、各店回るのが大変なので、本部でまとめてもらおうという魂胆があったりして、取次店がなかなか配本してくれないのを補うためにも、本部営業というのがこのところ活発になっていたりする。

 しかし本日訪問した本部では、「自分は14年近く売り場にいて、売り場は自分の大事な城だった、そこへね、本部経由で勝手に本を送りつけたりすると、それは出版社の心証が悪くなるだけだし、本気で売ろうなんて意識は生まれないですよ。最低でも主要店だけは回ってほしいし、できることなら全店きちんと見て回って、その結果その本がどのお店にどれだけ必要なのか自分で判断してみて欲しい」ときっぱり言われてしまった。

 私は手元に『おすすめ文庫王国2008年度版』のチラシを持っていたのだが、その方のおっしゃるとおりで、自分がどこか甘えたり楽をしようとしていたことに気づく。営業の基本はどこまでいっても実際に訪問することなのである。足が痛くなろうが、心が折れそうになろうが、やっぱり基本を忘れてはいけない。大いに反省し、その後、頑張って書店さんを回る。

 夜、はらだみずきさんと連載第1回の原稿で打ち合わせ。
 その後は夢のような飲み会に参加。感動あまり失禁しそうになる。

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