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11月21日(金)

アジア新聞屋台村
『アジア新聞屋台村』
高野 秀行
集英社
1,680円(税込)
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 例によって例の通り、毎週金曜日のお約束、高野秀行さんの授業を聞きに上智大学へ。

 すっかり私もキャンパスに溶け込み、20歳も下の女の子たちともメル友に......なれるわけはなく、未だほかの学生さんとは会話もしていない。せっかくこんな素晴らしい環境にいるのに、私は何を真面目にテープを回しているのだろうか。人生は一度しかないのだから、興味の趣くまま楽しく行きた方がいい、というのがおそらくこの高野さんの授業の隠されたテーマだと思っているのだが、私はいっこうにその方向に向かわない。携帯電話の待ち受け画面に映る娘と息子の写真をじっと見る。

 授業は今までの6回のなかで一番授業らしい授業で、『アジア新聞屋台村』(集英社)に出てくる小池昌さん(現・NPO在日外国人情報センター代表)によって、フィリピンという国の成り立ちや映画事情等がよどみなく話されとても頭が良くなった気分になる。

 しかし話がフィリピンのポルノ映画事情にうつり「これが日本と違うんですね。特にカメラワークが異なり、舐めるように撮っていくんですよ」と、これから90分その話を続けて欲しいと思ったところで、授業終了の鐘がなってしまったのは、痛恨であった。教室にはプロジェクターがあるので、来週の授業はその映像から始まると期待したい。

 高野さんと別れた後は、シュワッチとウルトラ営業マンに変身し、荻窪や阿佐ヶ谷を営業。昨日、渋谷のブックファーストHさんから「今年のベストワン本です」とお褒めいただいた『おかしな時代』津野海太郎が、中央線沿線でじわじわと売れ続けていて、追加の注文をいただく。うれしい。『ミシュランガイド東京2009 日本語版』は、夕方でもまだ結構あった。頑張れ★3つ。

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