1月28日(月)
出社してすぐ、顔見知りの営業ウーマンS出版社のSさんから電話。とある書店員さんが今週いっぱいで退職するとの情報。電話口で思わず「本当ですかぁ!」と叫んでしまうほどのショックを受ける。Sさん自身もとてもショックを受けているようで、互いにため息ばかり。とにかく退職の日まではとても忙しそうなので、その後、時間を見つけて送別会を開くことを相談しあう。
「あ~あ、また書店員さんとお別れだよ…」と大きな声でうなだれていると、今度は事務の浜田からこれといって注文書を差し出された。それは書店さんからの注文書で、隅っこに1月中旬に担当が変わり、前任者はすでに退職してしまったと記されているではないか!もう声も出せず、肩を落としガックリ。
どちらの書店員さんも、公私で言えば<公>のつき合いだけで、別に飲みに行ったり、どこか遊びに行ったことがあるわけではない。営業中の私的な会話もそれほど交わしていたわけでもない。それでも関わりのあった書店員さんが辞めていかれるのは無性に淋しい。
ふと気になって、営業リストを眺めてみると、僕が「本の雑誌」の営業になって5年の間で、7割近い書店さんで一度は担当変更が行われてきている。すでに3人目、4人目になっているところもあるから、訪問書店さん約200件に対して、いったい何人の人々と出会い、別れてきたことになるのだろうか…。もちろんすべての人が退職されていったのではなく、人事異動などで別の担当になった人もいる。
リストにある担当者の名前を見ながらもう逢えなくなってしまったひとりひとりの顔を思い出す。どうしているのかな?なんてついセンチメンタルな気持ちに心が占領されてしまった。みんな元気だといいんだけどな…。