WEB本の雑誌

4月1日(月)

 S出版社営業ウーマンのSさんから先日とある連絡を頂いた。それは、中部地方へ出張に行った際、僕を知っている書店さんがいらっしゃったという報告だった。いったいどうして僕のネタが出たのだろうか? 前の週にSさんと飲んでいたからなのか? いや、そんなことよりも、一度もお伺いしたことのない地方の書店さんで話題が出たことに驚いてしまった。

 せっかくありがたいご報告を頂いたので、これはとにかく何か連絡をしなければと、出来たばかりのDM『本の雑誌通信』と新刊案内をお送りしていた。

 本日、営業から戻ると一本の電話が入った。それはまぎれもなく、そのご紹介して頂いたS書店のNさんからで「どうも初めまして…」と言いつつ、僕はものすごく照れてしまう。どうしようもないほどの照れ屋なので、いきなり会話で始まる初対面の電話というのが苦手なのだ。

 うーん、これじゃ営業マンとして失格だなあと思っていると、Nさんに「炎の営業日誌読んでいるんですよ」と言われてしまう。この時点で完全に舞い上がってしまい、僕は、より一層しどろもどろ状態に陥り、ほとんど自分でも何を言っているのかもわからない。「名古屋出張の際には是非お伺いさせて頂きます」と何度何度も呟いている始末。

 電話を切って吹き出した汗を拭っていると、事務の浜田が大爆笑。
「杉江さんが弱っているのを初めて見ましたよ、いやー、楽しい楽しい」
 
 愛猫小鉄が死んで塞ぎ込んでいた気持ちが、Nさんの電話のお陰でちょっと明るく照らされた。こんな日常の楽しさが続いて、ゆっくりゆっくりと僕も元気になっていけることだろう。

 ありがとうございます、Nさん。
 とにかく名古屋に出張に行った際は、お伺いさせて頂きます。