6月21日(金)
「全身からだが痛い」
と謎の言葉を残し、浜田が突然の病欠。15分ほど心配してみたが、よくよく考えてみると今日はブラジル対イングランドという最高の対決ではないか。そういえばすっかりミーハーな浜田はW杯が始まって以来、オーウェンの切り抜きを机に貼りつけている。これが仮病を使ってテレビ観戦くらいなら許すけれど、もし静岡に向かって生観戦なんてことだったら絶対に許せない。怪しい、怪しすぎる。
午前中、その浜田の分の事務仕事を片づけようと思ったが、まったく理解不能。適当にあしらっていたら、M倉庫のSさんから逆に教えられる始末。結局、余計なことをすると浜田の仕事が増えそうなので、本来の仕事である営業に向かうことにした。
ただでさえ、30歳のおっさんには気分の悪い街渋谷なのに、夏を思わせる暑さでより一層イラついてしまう。早足で歩き、書店さんに飛び込み、クーラーに当たり汗がひくのを待つ。こういう日はなるべく担当者の方が食事に出ていて「15分後に戻ります」なんて言ってくれると幸せなんだけどと考えていたが、世の中そんな甘いこともなく、いや仕事としては絶好調で書店員さんとしっかり会えてしまった…。
今、渋谷でこっそり面白い書店は、実はY書店さんなんじゃないかと棚を見ながら考えていた。坪数で言ったら駅近郊の中では小さな部類に入るが、その小ささを逆に活かして、セレクトショップ化しているのだ。棚一段をちょうどミニフェアにしているようで、新刊も既刊もあるいは単行本と文庫の区別もなく並んでいたりする。そんな感想を担当のOさんに伝えると、「いや~、毎日もっと出来るんじゃないか、もっと出来るんじゃないか考えているんですよ」と熱い意気込みで答えられ、思わず感動。
その後A書店さんへ向かい、先日の新元良一氏&柴田元幸氏のトークショーの後処理。展示用の本を大量に持ち、汗をカキカキ、会社に戻った。