WEB本の雑誌

6月25日(火)

 この業界はとても不思議な業界で、注文品の行方不明なんてことがしばしば起こる。
 本の雑誌社にも「○日に注文した分がまだ未着なんです」と書店さんから連絡が入る。ビックリするほど時間が経過してしまっていて、あわてて注文の控えと納品伝票をチェックするが、間違いなく出荷していることが証明されるだけで、その本がいったいどこへ消えてしまったのかはわからない。書店さんと互いに電話口で頭を抱え、結局、再納品という手段を取ることに。

 今日も、ある書店さんで超!売行良好書の注文分の未着が話題になった。しかしそれは客注品とか棚回転分などといった単冊の注文品ではなく、なんと100冊のまとまった注文分なのだ。店頭では現在品切れで、あればあるだけ売れるまさに売上の柱。驚きつつ、事情を聞くと、担当者は怒り心頭で「出版社は出荷している、取次店は短冊不明のなしのつぶてなんだよ」と話される。いやはや100冊がなくなるなんて、とても事故とは思えない。

 そういえば、その本…。先週お伺いした他の書店さんでも未着が問題になっていた。こういう話題があがる度に、いろんな噂が沸き立つ。しかし、それがワールドカップの審判疑惑や田中真紀子の不正問題同様、決して明るみにはならないだろう。