WEB本の雑誌

7月30日(火)

 31歳の誕生日。何の感慨も覚悟もなく、ただただ365分の1日。プレゼントは会社から支給される5000円の図書券のみ。周りも興味がないってことだ。

 誕生日で思い出したが、この『炎の営業日誌』を書き出して間もなく2年が経とうとしている。29歳の誕生日を迎えた頃、浜本に呼び出され「来月から我が社のHPが出来る。杉江のページを作ったから何か書くように」と突然命令されたのだ。「何か書け!」と言われても、特に書くこともないので、その日起こったことや心に残ったことをダラダラ綴ってきたが、2年間で約400本の原稿をアップするのは、簡単なことではなかった。

 それに出版営業なんていう、黒子中の黒子が何かを書くということ自体、おかしな話だと今でも感じている。営業マンは書店さんや取次店さんで活躍すれば良いのであって、こんなところで何かを語るのはお門違いだろうし、他の営業マンからみれば、大した仕事もしていないくせにうるさい奴だと思われていることだろう。

 多分、読む方だって、同じことを前に読んだとか、話がマンネリになっているとか、つまらないとか、進歩しないとか、いろいろと感じておられることだろう。

 『WEB本の雑誌』もこの2年間でかなり連載や内容も充実してきていると思う。初めの連載は、ウエちゃんと吉田さんと僕と編集部しかなかったのだ。それが今では『ほんや横丁』なんて姉妹ページまであって、そんじょそこらの会社のHPとはかなり違う到達点まで辿りついているのではないか。

 会社的に考えてみても、もう僕のこの埋め草的原稿の使命は終わった気がする。

 一応、2年間を区切りにして『炎の営業日誌』を辞めたい、と浜本に申告している。
 解答は今のところ「保留中」である。