WEB本の雑誌

10月31日(木)

 京王線を営業するが、担当者さんの公休日を勘違いしていたり、休憩中だったりしてなかなかうまくいかず、溜息の多い一日。相手のある仕事はこの辺が難しい。

 不思議だったのは、相変わらず力強く売れている『ハリーポッター 炎のゴブレット』の在庫量の違い。かなりくっきりある書店とない書店が分かれているのだ。普通の売れ行き良好書だとお店の規模や実績によって、「ある」か「ない」か分かれるものなのだけれど、今回はどうもその傾向が当てはまらない。大きいのになかったり、小さいのにあったりと。

 うーんと唸りつつ、カバンの中から営業書店リストを取り出し眺めていると、ある違いに気づく。

 それは書店さんが取引している取次店(問屋さん)の違い。多くの書店さんがいわゆる二大取次店、T社さんかN社さんと取引しているのだが、この日『ハリーポッター 炎のゴブレット』の在庫があった書店さんは、ことごとくN社さんと取引のある書店さんだった。ほぼ半々の力関係のなので、こんなに差が出るのは珍しい。

 この事実に気づいて、さらに謎が深まってしまった。実は今まで『ハリーポッター』の供給力において、発行元と連携力の強いと噂されるT社さんの方が上をいっているといわれていたのだ。それが、どうも今のところ逆になってしまった感がある。

 まあ、たまたまのタイミングなのかもしれないが…。

 いやはや、それにしても230万部の行き先を個別に覗いてみたいもの。1店にどれくらい納品するとその信じられない数になるのか? でも、それを見たら営業する気力がなくなるだろうなぁ。