WEB本の雑誌

4月11日(月)


 通常営業に戻って、神保町と池袋を訪問。しかし会話の内容はやはり「本屋大賞」になるのが当然で、いろいろな意見を伺い一日が終わる。そうかこの時期の意見を全部書き出しておけば、次の「本屋大賞」につなげられるのか。とりあえず会社に戻ってすべてメモに残す。

 夜はドタキャンで保留になっていた焼肉。

 出版営業マン同士というのは、他の業界に比べたら相当互いの敷居が低く、というか敷居そのものがないような感じで、各飲み会でざっくばらんに話をしたりする。それこそ他の業界じゃとても話し合えないようなことも話し合え、まあそれは良い面も悪い面もあるんだろうけど、そんなざっくばらんな営業マン同士の出会いのなかでも、気の合う人というのはそういるわけでない。

 それは当然で、ものも味方も違えば、考え方も違うわけで仕方ない。だからまあ、逆に気の合う人、考え方の似ている人に出会えれば、もうほとんどそれは学生時代の友人に近い人間関係が築けるってものだ。僕自身、数人であるがそうやって情報交換というよりは、もう生き方、考え方の相談ができる営業仲間がおり、本当に幸せだと思う。

 本日もそんな営業仲間のひとりと焼肉を食い、その後はまるで高校生のように喫茶店で2時間しゃべりどおす。腹も心も大満足な夜であった。