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9月20日(火)


 16日の金曜日は、お休みをいただき10年ぶりの墓参り。伊豆の先っぽ子浦という町が、父方の田舎なのだが、いやはや遠い。車で6時間もかかってしまった。ジイサン、バアサン、孫は元気に働いておりますとご挨拶。墓をキレイに洗って、出版健保の伊東に1泊。

 娘、息子を連れて初めての旅行だったのだが、家族旅行がこんなに幸せなものだとは知らなかった。基本的に毎日外回りをしているため、休みの日にわざわざ出かけるのが嫌いなのだが、家族がそれぞれ喜んでいる顔を見るのはたまらない。また金を貯めて旅行に行こう。

 その金曜日、秋葉原にオープンした有隣堂ヨドバシAKIBA店を訪問。これだけ電器屋のある街なのに、やはりヨドバシカメラの力はスゴイのか、日中から多くのお客さんがいるのが何とも不思議。その多くが普通のビジネスマンなのを見ると、有隣堂さんがそれほど秋葉原のオタク文化を意識せず、普通の品揃えしたのも納得がいく。ここの敵は、すぐ近くにある書店さんではなく、近隣の大型書店になるのではなかろうかなんて考える。

 それにしてもお客さんが多い。やはりもう書店のシャワー効果なんていうのより、電器屋の噴水効果が大きいのだ。川崎の紀伊國屋書店さんも、あおい書店さんも電器屋さんの上にあるし、浜松町のブックストア談さんなんかもそうだ。そういえば大宮そごうのなかにある三省堂さんも並びに電器屋さんが出来てから売上が上がったなんて話があったっけ。うーん、電器屋さんってそんなに行くものなのか?

 有隣堂では担当のIさんにご挨拶。「お恥ずかしいくらいまだまだなんです。でも頑張りますんで」と充血した目で話しつつ、棚整理。相当寝ていないんだろうな。Iさん、横浜のときみたいに面白い店にしてください。期待してますよ。