10月24日(月)
「忙しそうですね」なんて人に言われることがよくあるのだが、実はそんなに忙しくない。浦和レッズの山田のように、忙しいフリをするのが得意なだけだ。
残業は祖父の代から禁止されているので仕事が残っていようと定時が来れば基本的に帰る。最近は家で子供と遊ばないと一日が終わった気がしないし、最低7時間は寝ないと翌日集中して営業ができない。営業には体力と精神力が必要なのだ。これが崩れると悪循環に陥ってぐずぐずの営業になってしまうので、良い営業をするため睡眠をしっかり、体調を整える。
ところがところが、この10月は、忙しかった。
まず基本の営業が、編集の藤原が新刊チラシを作るのが遅く、通常の3分の2の期間で書店さんを廻らなければならなくなってしまったのだ。歴代編集者、みんな新刊チラシを作るのを遅らせて来たのだが、注文制の出版社としてはそれが命取りになることをわかっていたのだろうか? ようはある程度までは、営業期間の長短と売上は比例するのだから期間が短くなればそれだけ売上が減り、最終的には自分の首を絞めるということを理解できなかったのだろうか?
鉄は熱いうちに打てなので、藤原にはこんこんと説教し、12月のチラシはいち早く作らせた。
これだけならまだよくあることで、容易に乗り越えられただろうが、ここに『本の雑誌』12月号と『おすすめ文庫王国2005年度版』の書店員座談会3本の司会進行、『U-50』の取材立ち会い、おまけに浮き球△ベースで仙台に行ったりと、もはやこの163センチ、体重55キロのチビ男には限界だろう。
水も入れずにコーヒーを煎れたり、ハンコを押すつもりで朱肉を手に取ったはずが切手用の海面に思い切りハンコを押しつけていたり、生まれて34年切れ長の一重まぶたが、整形もしないのにくっきり二重になっていたりしていたのだ。
しかしどうにか昨日でその多忙な10月もほとんどケリがついた。(と思われる)フー。