WEB本の雑誌

2月13日(月)

 どこのお店に行っても人不足で、現場は悲鳴をあげている。「担当は?」「こっからこっち全部」とかなりのスペースを指さされ、「お休みは?」「ずいぶん休んでないなぁ」なんて。先日お会いした書店さんは無茶な出店の結果、通勤片道3時間(往復6時間)朝は5時起き、就寝は深夜2時。その顔は土色で、本気で心配になってしまった。

 そりゃ、きっと経営側も別の意味で悲鳴をあげていると思うけど、それにしてもと考えてしまうのは、これじゃ本来お店が持っているパフォーマンスが100だとしても、70とか80しか出せないんじゃないんだろうかと思うからだ。

 その過酷な現状に比べて出版社はどうだろうか? でもこっちは取引条件優遇出版社とそうでない出版社とではまったく状況が違うわけで、ここにはとっくの昔に二極分化があるわけで、「出版社は」と一括りにできない側面があったりする。

 どっちにしても新刊点数や新規出店で誤魔化すのもそろそろ限界を超えているし、個人の「好き」も生活(お金だけでなくいろんな意味を含めて)できなきゃしょうがない。

 うーん、どうすんの?