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4月5日(水) 本屋大賞発表!

 本屋大賞発表会。

 朝から雨。第3回本屋大賞に向けての定例会議は実は毎回雨だった。
 これはもう諦めるしかない。

 そんな朝はやっぱり例年どおり緊張で眠りが浅く、4時には目覚めてしまう。さすがにこの天気じゃサッカーボールを蹴ることはできず、PS2のサッカーゲーム・ウイニングイレブンで時間が過ぎるのを待つ。

 いつもどおりの時間に出社。会社に着くと社員及び助っ人一同、全員がスーツ姿。いつもは僕だけがスーツ姿で、会社の飲み会のときはなぜか僕のところに請求書が廻ってきたりするのだ。

 そのスーツ姿で問題なのが発行人の浜本だ。こんなこと書かなきゃ誰も気づかないだろうが、書いちゃおう。なんと浜本、去年とまったく同じスーツ、ワイシャツ、ネクタイなのだ。そのことを指摘したら、「へへ、残念でした。靴下も一緒なんだよね」と正真正銘の全身一張羅を自慢するではないか。しかも「着れたから良かった」と呟いていたが、そういう問題じゃないだろう。

 4時半、発表会会場の明治記念館へ。

 今年の本屋大賞で何が一番うれしかったかというと、ってまだこれからなんだけど、この発表会の手伝いとして、実行委員ではない書店員さんが数多く名乗りあげてくれたことだ。せっかくの発表会なのに裏方を引き受けていただき感謝。でも書店員さんの輪がこうやって広がっていくのは、本屋大賞のもうひとつの大事なことだと考えていて、とてもうれしい。

 さて発表会スタート。
 浜本の挨拶、小川洋子さんのスピーチ、そして実行委員であるジュンク堂書店池袋本店小海さんから第3回本屋大賞の発表。

「第3回本屋大賞は、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキーさんでした~」

 僕はそのときを舞台袖で見つめていた。すさまじいまでの明るさのライトを浴びるリリーさん。そしてそのライトの向こうにいる書店員さん。互いの笑顔。

 酒飲み話の延長でスタートした「本屋大賞」が1回できただけでも奇跡だと思ったのに、それが目標だった3回も続くとは…。もうこれは奇跡中の奇跡だ。

 投票してくれた書店員さん、ありがとうございました。
 それから投票はしなかったけど売り場で展開していただいた書店員さん、ありがとうございました。
 そしてそして応援していただいた出版業界の皆様、ありがとうございました。
 最後に読者の皆様、本当にありがとうございます。
 
 本屋大賞、バンザイ!!