5月10日(水)
通勤読書は『青猫家族輾転録』伊井直行(新潮社)の再読。
再読というのはこの本なぜかピピッと来るものがあってゲラを読んでいたからだ。そしてそのとき「2006年ベスト1!」だぁと読み終えた夜中に叫んだのであるが、単行本になって改めて読み直してみてもその想いは変わらない。埼京線で「ベスト1だぁ」と叫ぶ。
誰もが帯やタイトルを見て感じるように、50歳の男性を主人公にした甘い家族ものだろ?という想いを僕も抱きつつ読み始めたのだが、何の何のそんな甘い家族モノではなく、もっとリアルなある意味残酷な家族モノだった。そのシビアさをファンタジックなおじさんが薄めていて、いやはやとても面白い。重松清とかちょっと苦手という人にも是非ともオススメの家族モノだと思う。ぜひ、どうぞ!
「本の雑誌」6月号搬入日。雨。
基本的に毎月10日搬入で進めているのだが、曜日によって変化することがある。そしてこれが12日までずれたりすると「もしや潰れてしまいましたか?」なんて心配そうな電話が読者や書店さんからかかってきたりする。これ、決して怠慢でも何でもなく曜日の問題なんです。