10月19日(木)
著者であり編者でもある椎名さんもかなり行きたがったのだが、どうしても外せない取材があったようで「任せたぞ」と京都の行ってしまった。そのため浜本と二人で『ONCE UPON A TIME』の印刷立ち会いで北戸田へ。
デザイナーの呉さんの指示の入った校正刷りと本番の刷りがビッタリ合うよう、印刷機から刷り出されてくる出来たてホヤホヤのそれを見て確認するわけだ。肩の荷が重く、めり込んでしまいそうになるが、二つを眺め、もうちょっと弱くとか、ここはしっかりと何て浜本と二人で1枚1枚呟く。
すると大きな刷り機の周りを走り回っていた印刷会社のお兄ちゃんが職人魂を発揮し、素晴らしい刷り上がりになったではないか。おそらく僕ら二人がいるのは相当鬱陶しはずなのだが、だ最後の台をOKしたとき、彼らが小さくガッツポーズしていた姿を見て、何だか胸が熱くなってしまった。
椎名始め、呉さん、浜本、印刷会社の人々の気合いの入った『ONCE UPON A TIME』は11月6日搬入の予定。ぜひ!